もっと詳しくうつ病をチェックしてみよう

今の時代、どこにでもストレスの種は転がっているような状況です。
会社に行けば、人間関係だけではなく、リストラや将来の不安があったり、
学校では、いじめの問題などに疲れている子供たち、
家庭での育児不安、夫婦関係、嫁姑問題など、
現代社会にはストレスの要因は数え切れないほどあります。

そんな中、体は疲れきっているのに、眠れない日々が続く、
何もする意欲がわかない、不安やイライラ、その他テレビや雑誌などで「うつ病」を取り上げているもので、自分と症状が似ていたりするとき、まずは心療内科や、精神科を受診することをお勧めます。

しかし、普通に内科にかかるのとは違い、なんだか一歩踏み込むのが怖いものですよね。
近所の人に、心療内科の受診を見られているのではないか?
などと思うと、余計に不安が募るものです。

そこで、まずは自分で「うつ病」を認識するための、簡単なチェックを紹介します。 簡単に○×チェックでできるものです。
1つでも思い当たる症状がありましたら、怖がらずに該当する病院を受診する勇気を持つことです。

質問に○の数が少ないからといって安心するのではなく、少しでも「心の健康状態」に不安要素やストレスを強く感じるようなら、自己判断に任せるのではなく、必ず受診しましょう。
受診はあなたの、症状の軽減、または心の負担を少しでも軽くしていくためのものです。
「自分らしい自分」を取り戻していく一歩を踏み出してみましょう。

うつ病チェックリスト2

<チェック1>
最近2週間の「自分」に当てはまるものに○をつける
★ ほとんど毎日、一日中憂うつを感じる(悲しい・むなしい・空虚感がある)
★ ほとんど毎日、一日中何をやってもつまらないし、喜びを感じない。

この質問に当てはまらなければ、うつ病という心配はないのでここでチェック終了となりますが、1つでも当てはまれば、チェック2へ進みます。

<チェック2>
(以前と比べて)最近2週間のうちで、ほとんど毎日の「自分」にあてはまるものに○をつける
★ひどく食欲がないか、逆にひどく食欲がありすぎる。
★ひどく眠れないか、逆にひどく眠りすぎる。
★イライラして仕方ないか、動きがひどく低下している。
★ひどく疲れやすい。だるさが極端だ。
★「自分はどうしようもない人間だ」「悪い人間だ」と自分を責める。無価値観を感じる。
★考えが進まず、集中力、決断力が落ちた状態が続く。
★自殺をくりかえし考えるようになった。

チェック1でどちらかに○が付いた方
チェック2で○が3つまではうつ病ではない。ここでチェック終了となりますが、4つ以上付いたらチェック3へ進む。

チェック1で両方に○が付いた方
チェック2で○が1つまではうつ病ではない。ここでチェック終了となりますが、2つ以上付いたらチェック3へ進む。

<チェック3>
上記の症状のためにひどく苦しみ、仕事や家事、学業に著しく支障が出ている。

支障が出ていなければ、うつ病ではないと考えられます。

支障が出ていれば、うつ病の可能性が高いと考えられます。

アメリカ精神医学会 DSM-IV-TR より抜粋&編集

チェック1で「うつ病ではない」となった場合でも、いろいろとストレスが多かったり、性格的に気を病むことが多いのであれば、かなりの部分が当てはまるのではないでしょうか。

○の数が多ければ多いほど「うつ」の程度が高いことを示しています。
「うつ」だけではなく、身体的に重大な病気にかかっている場合もあります。
また、大切な家族の死や、親しかった友人の死などにあうことで、このチェックに当てはまる部分も多くなる可能性もあります。
このチェックは、あくまでも「目安」なので、このチェックで「自分はうつ病」と 勝手に自己診断するのは良くありません。
素人判断するのはもっとも危険です。
最終的には、ちゃんと専門医を受診し、適切に、治療することを強く勧めます。

 女性のうつに詳しい整体院 

2010年4月30日
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