運動(呼吸)

運動(呼吸)私たちが、日常生きていく上で必ずしている運動=呼吸。
この運動(呼吸)こそ、まさに病気になるか健康が決まります。

緊張・熱中したりする時は思わず呼吸を止めたり、苦しくなってきた時は呼吸が浅く・速くなってきたり、いい気持ちだな~と思った時は空気をいっぱい吸いたくなったり、呼吸のリズムはその状況で変化しています。

体が思うように働かない・心がナーバスになっている時は、呼吸は浅く・速くなっていて、特に吐くことが難しくなっています。
呼吸を司どる脳が疲労していると神経の緊張も抜けないので、呼吸をするために必要な横隔膜やろっ骨を動かしにくい体になっているのです。

大人は、普通の生活の中で使っているのは胸で呼吸する、胸式呼吸になります。
意識しないとなかなかなりませんが、腹式呼吸をすると、内臓をスムーズに動かすことができます。
すると、消化も上がりますし、副交感神経も優位になるので、身体の力も抜けやすくなってきます。

自律神経は、脳でコントロールしているものですが、腹式呼吸は、リラックスする神経へのスイッチを押すことができる唯一の方法なのです。
うつは自律神経の乱れが必ずありますので、腹式呼吸はとても効果的です。

仰向けになり、お腹に手を当てて呼吸してみましょう。
この時、お腹が膨らんだりへこんだりするか確認してください。
あんまり感触が掴めなくても大丈夫です。
今はこういう呼吸なんだということを感じてあげてください。

目をつぶって、呼吸だけに集中する時間を作りましょう。
この「呼吸だけに集中する」ということも、大事なことの一つです。
色々なことを考えながら呼吸を繰り返していても、脳内はストレスがかかって苦しいばかりです。
お腹に空気が入っていく感じや、吐くときの体の感覚に集中して呼吸しましょう。
この時、苦しくなってきてしまう人は、無理して沢山息を吸おうとか吐こうとか思わなくていいのです。
そんな時は、力を抜くことに集中してください。

呼吸をマスターするために、ヨガや気功をしてみたり、身体の状態を調整していくことも大事ですから、整体もお勧めです。


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2010年4月30日
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