睡眠

カフェイン・甘いものはNG睡眠をとっているとき、身体のシステムは神経を修復・改善しています。
そのため、寝ないと疲れが取れません。

不眠が続くようであれば、医師に相談してください。
眠れないことが身体にとってストレスになってきてしまうと、そちらのほうが問題です。


  1. 睡眠リズム

    睡眠には、身体を休めるための「レム睡眠」と、脳を休める深い眠りの「ノンレム睡眠」とがあります。

    眠りに入る頃はレム睡眠になり、だんだんとノンレム睡眠になっていきます。
    このサイクルが90分間隔で繰り返されています。
    なので、眠る時間から計算して90分の倍数で起きると目覚めが良いということになるのです。

    人間の体には、日内リズムというものが存在します。
    それは、一日24時間とほぼ同じ周期でコントロールされていて、朝になったら身体が目覚め、日中活動することができ、夕方になるにつれ、だんだんと身体はゆったりモードになり、夜眠ることができます。

    自律神経の働きです。
    そのため、神経が一番回復する時間は22時から2時といわれています。
    最低でも24時には布団に入りたいものですね。

    疲れているのに、夜はだらだら起きていたり、夜から刺激のある音や光を浴びていると、乱れたままの神経を修復することができないのです。

    「なかなか寝付けない」
    「途中で起きてしまう」
    「朝まで寝ていられない」
    など、睡眠障害はうつの方に多いです。

    この場合、横になっているだけでも身体の回復の仕方は違います。
    ただ目をつぶっていたり、どうしても眠れないときは薄暗い電気をつけて本を読んだり、ゆっくりとした音楽を静かな音で聴いたりなどしてください。
    ここで、光や音によって刺激を与えてしまわないようにしましょう。

  2. 睡眠の質と量のとらえ方

    一般的に取ったほうが良いとされている睡眠時間は、6~8時間です。

    よく「また眠れない」と思ってしまいますが、睡眠障害がある場合は、時間数を目標にしないでください。
    もともとの体質から睡眠時間が短い人もいます。

    短い時間でも、前に比べると
    「ちょっと起きるのが楽だった」
    「寝付くのが速くなった」
    「途中で起きてもすぐ眠れる」
    などの反応を大事にしてあげましょう。

  3. 起き上がれないときの対策

    うつの症状で、朝になっても起き上がれなかったり、日常極度の眠気がある場合があります。
    うつの種類によっては、そんな状況でも目標を立てて行動することが大事な人もいます。(詳しくは、女性のうつの特徴代表的な女性のうつの種類参照)

    しかし、そこで頑張ることでどんどん体が辛くなってしまいます。

    うつにも段階があります。
    日内リズムに沿って行動できることが理想ですが、そこまで行く前に、枯渇してしまったエネルギーが体になければ、リズムに乗ることさえも難しいのです。

    そんな状態の時は、まず休養が使命だと思って、寝たいだけ横になってて下さい。
    特にうつでは、朝からの調子が悪いのであれば相当体は疲れ切っていますので、無理して起き上がらないで休みましょう。


 女性のうつに詳しい整体院 

2010年4月30日
女性のためのうつ病の手ほどきサイトオープンしました。